私たち国民の安全で豊かな生活を維持し確保するため、国や地方公共団体はさまざまな公共サービスを提供しています。国や地方公共団体の仕事は、その 性格や規模などに合わせて決められています。つまり、国は裁判、外交、防衛、貨幣発行、国民経済の発展、教育文化の向上などのように国が存立するために直 接必要な仕事や、全国統一的に行う仕事などを行っています。
一方、地方公共団体は主として教育、住宅、清掃、上・下水道、道路・公園の整備、警察、消防活動などのようにその地域に住む人々の日常生活に密着した仕事を行っています。
また、国と地方公共団体は、あらゆる仕事(行政活動)を通じてお互いに協力し合い、仕事が円滑に進められるように努力しています。
社会保障の充実は、国や地方公共団体の大切な仕事のひとつです。そのために、国、京都府、府内市町村とも多額の予算を充てています。
公害対策や国や地方公共団体は、緑豊かな都市公園や上下水道などの整備、自然公園の保護、また、ごみの収集やし尿の処理にも取り組んでいます。