
京都府租税教育推進連絡協議会賞
必要不可欠な税
京都府立須知高等学校 1年
湊 楓華
私は生まれつきアトピー性皮膚炎をもっている。そのため、病院へ行く頻度は周りよりも多かった。今もひと月ずつしか処方できない薬をもらうため、月に一度受診している。
中学生までは、京都子育て支援医療助成が適用されていた。中学校卒業までは、月二百円の自己負担が必要なものの、保険診療による医療費の自己負担額を公費で負担されるという助成である。
しかし高校生になった今、その助成は適用されず、自己負担が大きくなるはず。だが、ここ京丹波町には、高校生等医療費助成事業(京丹波町すこやか子育て医療費助成)という助成事業があった。高校生等を対象に、一度医療保険の定める自己負担額を支払い、後日役場で払い戻しの手続きを行うと、医療費の保険適用分の自己負担額が無料になるという事業である。
税作文を書くことになり気になって調べたところ、そのお金は税金だということが分かった。つまり私、また私たちは周りの人に支えられて生活している。このことに気づき、私は税金の存在の凄さを感じた。 生活しやすい環境を作ってくれているものだと思ったからだ。多くの人が病院、その他施設に行きやすいような工夫がされている。そんな社会の仕組みに関心を持たなかったこと、難しそうだと、自分には関係ないと無意識に遠ざけてしまっていたことを後ろめたくなった。
税金はもちろん医療費の助成だけでなく、私たちが安心して暮らせる社会づくりのために介護や年金などの社会保障、警察や消防、道路や水道の整備、学校教育など多くの公共サービスを提供している。
今回調べてみて、税金を納めることは日本国憲法で定められた国民の三大義務の一つであるくらい、とても重要で大切なものだということを知ることができた。租税教室の資料の最後には、豊かで安心して暮らせる未来のためには、 公平な租税負担と給付の関係について、私たち一人ひとりが考えることが大切だと書かれていた。税金は当たり前に身近にあるものだが、しっかり知ろうとは思えなかった。だけど、税金に自分が思っているよりも支えられ、助けられていることに気づくことができた。高校生等医療費助成事業であっても、他の町や市では適用されず、自己負担が大きかったはずだ。
だから、税金は私たちの社会を豊かに、安心して暮らせるように、過ごしやすくするために、必要不可欠なものなのだと思う。
中学生までは、京都子育て支援医療助成が適用されていた。中学校卒業までは、月二百円の自己負担が必要なものの、保険診療による医療費の自己負担額を公費で負担されるという助成である。
しかし高校生になった今、その助成は適用されず、自己負担が大きくなるはず。だが、ここ京丹波町には、高校生等医療費助成事業(京丹波町すこやか子育て医療費助成)という助成事業があった。高校生等を対象に、一度医療保険の定める自己負担額を支払い、後日役場で払い戻しの手続きを行うと、医療費の保険適用分の自己負担額が無料になるという事業である。
税作文を書くことになり気になって調べたところ、そのお金は税金だということが分かった。つまり私、また私たちは周りの人に支えられて生活している。このことに気づき、私は税金の存在の凄さを感じた。 生活しやすい環境を作ってくれているものだと思ったからだ。多くの人が病院、その他施設に行きやすいような工夫がされている。そんな社会の仕組みに関心を持たなかったこと、難しそうだと、自分には関係ないと無意識に遠ざけてしまっていたことを後ろめたくなった。
税金はもちろん医療費の助成だけでなく、私たちが安心して暮らせる社会づくりのために介護や年金などの社会保障、警察や消防、道路や水道の整備、学校教育など多くの公共サービスを提供している。
今回調べてみて、税金を納めることは日本国憲法で定められた国民の三大義務の一つであるくらい、とても重要で大切なものだということを知ることができた。租税教室の資料の最後には、豊かで安心して暮らせる未来のためには、 公平な租税負担と給付の関係について、私たち一人ひとりが考えることが大切だと書かれていた。税金は当たり前に身近にあるものだが、しっかり知ろうとは思えなかった。だけど、税金に自分が思っているよりも支えられ、助けられていることに気づくことができた。高校生等医療費助成事業であっても、他の町や市では適用されず、自己負担が大きかったはずだ。
だから、税金は私たちの社会を豊かに、安心して暮らせるように、過ごしやすくするために、必要不可欠なものなのだと思う。