
京都府租税教育推進連絡協議会賞
幸せな明日のために
京都府立城陽高等学校 2年
當房 桜子
「税金が高い。」世の中でよく聞く話。大人たちは口を揃えてそう言う。でも私は税金に助けられていることを日々の中で実感して生きている。
毎日通っている学校。通う道。信号。朝のゴミ出し。ふらっと入る図書館。うぃんうぃんと音を鳴らしながら走り去るパトカー。何かあったら呼びなさいと教えられてきた救急車。思い出の詰まった公園。すべて税金が使われていると思うと遠いものだとは思えない。こうやって生きているのも税金のおかげなんだと思うし、なかったら今生きてないかもしれない。
私は税金を払うということに違和感を覚えたことはない。当たり前のことだったから。当たり前すぎて意識したことがなかったけど、こんな風に使われてると意識すればするほどなんだか不思議な気持ちになってくる。うれしいようなわくわくするような。お金を取られてるって意味でみれば税金はマイナスなものに感じてくる。でも日本に募金してるってとらえ方をすれば、私たちすごくいいことしてる。
私が税金について世間よりちょっとだけ肯定的にとらえられてるのは、きっとちいさいころからの生活にあると思う。私は母のことを覚えていないくらいちいさいときに亡くして、父子家庭で育ってきた。だから税や税にかかわる制度にたくさんお世話になってきている。高校生になった今でも病院で財布を出したことはない。もし病気になったとき、この制度がなかったら本当に私は死んでいたと思う。ちいさいころの思い出の一つにおなじように父子家庭、母子家庭で育つ子どもたちと一緒に、水族館や牧場に連れて行ってもらったことがある。そんな幸せな思い出も税金がくれてる。世間のたくさんの人が税金に対して完全に肯定的にとらえにくいのは、そうゆうところにも税金が使われてるって意識してなかったり、知らなかったり、当たり前だと思っているからだと思う。
税金って存在が当たり前で普段よく考えないけど、当たり前である未来について、それを意識したとき初めて気付く。当たり前のことを意識したら「私、今日もいいことしてる」って気持ちで生きられるからきっとさらに幸せだと思う。私は今日も幸せに生きてます。
毎日通っている学校。通う道。信号。朝のゴミ出し。ふらっと入る図書館。うぃんうぃんと音を鳴らしながら走り去るパトカー。何かあったら呼びなさいと教えられてきた救急車。思い出の詰まった公園。すべて税金が使われていると思うと遠いものだとは思えない。こうやって生きているのも税金のおかげなんだと思うし、なかったら今生きてないかもしれない。
私は税金を払うということに違和感を覚えたことはない。当たり前のことだったから。当たり前すぎて意識したことがなかったけど、こんな風に使われてると意識すればするほどなんだか不思議な気持ちになってくる。うれしいようなわくわくするような。お金を取られてるって意味でみれば税金はマイナスなものに感じてくる。でも日本に募金してるってとらえ方をすれば、私たちすごくいいことしてる。
私が税金について世間よりちょっとだけ肯定的にとらえられてるのは、きっとちいさいころからの生活にあると思う。私は母のことを覚えていないくらいちいさいときに亡くして、父子家庭で育ってきた。だから税や税にかかわる制度にたくさんお世話になってきている。高校生になった今でも病院で財布を出したことはない。もし病気になったとき、この制度がなかったら本当に私は死んでいたと思う。ちいさいころの思い出の一つにおなじように父子家庭、母子家庭で育つ子どもたちと一緒に、水族館や牧場に連れて行ってもらったことがある。そんな幸せな思い出も税金がくれてる。世間のたくさんの人が税金に対して完全に肯定的にとらえにくいのは、そうゆうところにも税金が使われてるって意識してなかったり、知らなかったり、当たり前だと思っているからだと思う。
税金って存在が当たり前で普段よく考えないけど、当たり前である未来について、それを意識したとき初めて気付く。当たり前のことを意識したら「私、今日もいいことしてる」って気持ちで生きられるからきっとさらに幸せだと思う。私は今日も幸せに生きてます。