私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
どうなる 現在・将来

京都府立西舞鶴高等学校 1年
森上 朱莉

 いま世界中で恐怖とされている新型コロナウイルス。コロナの影響で、減税になるかもしれないというニュースを見ました。このニュースを見て、減税は嬉しいけれども経済的には大丈夫なのだろうか心配になりました。なので、減税のメリット、デメリットについて考えてみました。

 減税のメリットは家庭内が困らないということです。実際、私の家庭でもコロナの影響で普段買わないものをたくさん買うなどして負担がかかっています。また、ニュースでも取り上げられている大学生の生活をも蝕んでいます。そこで、減税をすれば負担は軽減されると思います。しかも減税をすることによって店に来るお客さんが増えて会社の経営が安定し経済も回るという一石二鳥なことが起こることがあり得ると思います。

 減税のデメリットは、二つあります。一つ目は、日本の財政的に厳しいことです。現在、日本では借金「一一〇〇兆円」あると言われています。減税をしている国もあり、日本も見慣らえと言う人がいますが、日本との経済常況がとても違います。借金が大きい中減税をしてしまえば、日本は苦しくなり沈没してしまうかもしれません。

 二つ目は、減税での影響が将来に響いてくるかもしれないことです。将来の私たちの生活に減税をした分のつけが回ってくると思います。しかも、高齢化社会になってきている今、減税の分とプラスされ若い人だちへの負担が重く伸し掛かり苦しい生活を余儀無くしなければなりません。もっと悪く言えば、医療やサービスが無くなる可能性もあります。アメリカでは医療の負担が大きく、貧しい人は診療ができないとよく聞きます。難病や障害で苦しんでいる人たちへの大変さは考えられないものです。日本が誇る医療の軽減、私たちの暮らしを考えると暗く沈んで見えます。

 今の常況での暮らしは私にとってとても不安なものです。私的には、減税してほしいけども、しないほうがいいと思います。将来のことを考えると減税しないほうがいいと思ったからです。改めて考えてみると、経済の維持と私たちの暮らしの両立はとても難しいものだと分かりました。今の時期、困乱している中で批判ばかり言う人がいますが、もう一度考えてほしいです。一歩でも早くコロナウイルスの終息を願っています。