私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
身近な税金について

洛陽総合高等学校 1年
荒木 孔太

 私たちがテレビなどでよく耳にする税金とはなんだろうか、資料を参考に話したいと思います。

  税とは私たちが収めた税金を国が国民を守るために警察や消防、道路や水道の整備といった「みんなのために役立つ活動」と年金・医療・福祉・教育など「社会での助け合いのための活動」に使われています。もしも、税金がなかったら日本はどうなるのでしょうか、まず、救急車が有料になったり、医療費が全て自己負担になり、ゴミ収集や交番の有料化になったりします。そうなると公共サービスを使う時、いちいちお金を払わなければなりません。そう考えると私は税金があってもいいと思います。

  そして最近、消費税が八パーセントから十パーセントに上がりました。それを聞いた私は、百円の物を買ったら百十円になるだけだけだと思っていましたが、一万円の物を買うと一万千円になり、高価なものを買ったときの二パーセントは大きな差だなと感じました。ですが、私はこの消費税の引き上げには悪く思っていません。なぜなら、最初に書いたように、私たちが安心して暮らせるように使われているし、世界には多くの人々が貧困や餓死に苦しんだりしている国があり、こうした国への助けになってくれるのであれば、私は消費税を払ってもいいと思いました。

  さて、税金について考えているうちに歴史のことについて気になり調べていたら、飛鳥時代にはもう似たようなものがあり、びっくりしました。ですが、この時代はまだお金ではなく物などで税を収めていて、安土桃山時代には米や麦など収穫の三分の二を年貢として収めるという厳しいものでした。そして、明治時代では地租改正を実施し、土地の地価の三パーセントを地租として貨幣で納めたそうで、大正・昭和時代頃から現在の税のしくみができ始めたようです。そう考えると、昔からよく考えられて、今の税のしくみがあるんだとわかりました。

  このようにいろいろ調べてみて、あまりいい印象にはないような税金ですが、私たちが安心して暮らすには必要不可欠なものだと思い、また、私はまだ働いたりしていないから所得税などを払っていないが、社会をより豊かにするために大人の方たちは頑張って働いてくれているから、私も誰かの役に立てるように、しっかり働いてちゃんと納税できる大人になりたいと思いました。