私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
市の魅力と税

京都府立久美浜高等学校 1年
安井 小雪

 税金はどんなことに使われているのだろうか。私は身の周りのことにも税が使われていることに気がついた。

 例えば、学校。税がなくなれば、私たちは、当たり前のように学校に通う生活はできないだろう。

 また、病院や消防署や警察署。私たちの市では、高校生までひと月二百円で病院に通える。そして火事や事件があったら、すぐに消防車やパトカーがかけつけてくれる。こんなにも安全で安心できる暮らしは、税があるからだ。

 私たちの市には、多くの魅力がある。例えば、昔から受け継がれ続けている伝統的な食事や祭りだ。また、市の魅力と言われて一番に思いつくのは、やはり海や山の自然だ。最近では、その美しい自然の中で楽しむことのできるスポーツも人気だ。私は、自分が住んでいる市の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思った。そして、もしかしたら、この魅力と税も関わりがあるのでは、と考えた。

 すると、フルーツや農産物の食べ物に支援として税が使われていた。また、観光地としての市を目指して、税が使われていることが分かった。やはり、市の魅力と税は関わりが深いものだった。

 私たちの市の魅力は税によってより輝いているのが分かったので、一方の市の課題について考えてみた。私たちの市の課題は、少子高齢化だ。今は、四人に一人が高齢者であるという状態らしい。私は、高齢者にも予算をまわすべきだと思う。例えば、介護サービスをもっと充実させたり、八十代や九十代になって寝たきりにならないように五十代や六十代の方々に運動をさせる取り組みがいいと思う。さらに若い介護士を増やせるような取り組みも行うべきだと思う。

 私が、高齢者を大切にすべきだと思う理由は、伝統の継承にある。少子高齢化によって伝統を途切らせることは、してはいけないと思う。

 私は、十年後やその先にも伝統が受け継がれていってほしい。また、海や山・川などの自然も保たれていてほしい。そして、高齢者もお買い物やお出かけがしやすいサービスや環境が整えられているような市になっていてほしいと思った。

 税について普段詳しく考えたり、調べることはないけれど、私たちの生活や魅力・課題などにも深く関わっていることが分かった。税は関係ない遠い存在に感じていたけれど、意外と近い存在だった。