私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
経済格差を無くす税金

京都府立須知高等学校 1年
樹山 蓮永

 僕は、税金があることで、貧富の差が少なくなっていると思います。理由は二つあります。一つ目は、集め方です。みんなが平等に集めるのではなく、稼いだ金額の多い人は、税金も多く納め、稼いだ金額の少ない人は、納める税金も少ないです。このことから、税金は、「平等ではないが公正である。」と言えると思います。確かに、稼ぎの多い人からすれば、平等が良いと思います。しかし、公正だからこそ、毎日をより楽しく、幸せに私たちは過ごせているのではないでしょうか。もちろん僕も「税金がなければ。」と考えたこともあります。しかし、税金があるからこそ、目には見えませんが、手を取り合う社会を築くことができると思います。

 二つ目は使い方です。みなさんは税金がどのようにして使われているかを知っていますか。僕は、教育に関わること、年金、医療費というイメージを持っていました。しかし、税金が一番多く使われているのは、社会保障費で、2番目は、国債の返済でした。この2つだけでも五十パーセントを超えるものでした。

 では、社会保障とはどのようなことなのでしょうか。例をあげると、子育て支援、介護年金、医療、生活保障などです。やはり使い方も、稼ぎの少ない方に目を向けていると感じます。しかし近年では、この社会保障費が膨らみすぎていることから、年金の給付年齢が上げられたりしています。

 次に国債についてです。みなさんは国債はどんなものなのかを知っていますか。国債とは、国の借金です。その借りたお金は、私たち国民から借りたお金なのです。その問題となっているのが、社会保障費なのです。社会保障費は毎年、約9兆円足りていません。そこで足りない分を国債から使用しているのです。このような用途ではありませんが、私たちが必要としているから国債で補っているのに、国の借金と言えるのでしょうか。僕は、この借金はどうにもできないものだと思います。今の税率で足りない。毎年赤字。ではどうするのか。僕は税率を上げることしかできないと思いました。

 最後に、この税金の集め方、使い方で、もっと公正な社会になり、税金の大切さをみんなが理解できる社会になればいいなと思いました。