私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
税金の使い方

京都市立日吉ヶ丘高等学校 1年
川島 歩美

 「納税」という義務はなぜあるのか。その答えは、私たちの生活を支え、豊かにするためである。だから私たち自身が納めた税金の一部は私たちが私たちのために使っていることになる。本当にそれは私たちの生活を支えているのか、税金の使い方に無駄はないのか疑問に思った。

 私たちが納めた税は国の収入の約六割を占めている。この時点で私たちの生活や国の財政を支えているのは税金であり、税金なしでは成り立たないことがわかる。その税金から社会保障関係費や地方交付税交付金、公共事業関係費などが支払われている。反対に、納税義務がなければ、救急車での搬送が有料になったり、医療費が自己負担になったり、ごみを燃やし処理することも自己負担になってしまうということがわかった。私は納税義務制度の役割とその大切さについて改めて知ることができた。たからこそ税金の使い方を見直すべきだと思った。例えばごみ処理の時に使われる税金だ。ごみを燃やすことに税金を全く使わなくていいと言いたいわけではない。残飯をなくしたり、まだ使えるものをリサイクル、リユース、リデュースをして循環型社会を目指せばごみを燃やす量、時間が減少し、無駄な税金を使わずに済むと思う。また私たちの教育費である。学校の建設費や主に小・中学校で使用する教材費などは税金で賄われている。これはごみ処理費の削減のしかたとは違い、教育費を削減することはするべきではないと思う。教育費に使用される税金を意味のあるお金にするには、私たちが学校で一生懸命勉強することだと思う。私は勉強が好きではない。だから、「一生懸命勉強することが大事だ。」とは正直、言いたくはない。しかし、私たちが勉強をする意味の一つとして、そして、私たちの今の生活だけでなく、将来の生活も支えてくれる税金の使い方として、一生懸命勉強することは必要だと思う。

 このようにして税金の使い方について見直せば、税金の必要性を知ることができ、現代の社会問題である少子高齢化に伴う、将来の世代への社会保障費の大きな負担も少しは軽減するのではないかと思う。私は税金の使い方について深く考えてみて、税金が私たちの生活を支え、豊かにしてくれるかどうかは私たちの生活のしかたも影響があるということがわかった。これからは私たちの将来や日本の将来のために、税金について理解し、身近にできることを実行していこうと思う。