私達の暮らしと税金
高校生の作文優秀作公開
京都府租税教育推進連絡協議会賞
税の意義と役割について考えた事

洛陽総合高等学校 3年
豊永 快央

 私はアルバイトをしています。そのため月に1度、給料日があり給与明細をもらいます。その給与明細を見てみると支給額が書かれています。アルバイトを始めて最初の頃、私は明細書に記入してある支給額がそのまま受け取る事が出来ると思いワクワクしながら銀行に行き、ATMで通帳記入してみると通帳に記入された金額と明細書に書かれていた支給額が違う事に気付き、バイト先の店長さんに尋ねてみると、「支給額から税金を引かれたものが豊永君のアルバイトの手取額として銀行に振り込まれるんだよ」と教えてもらい、私はそこで税金の存在を感じました。この出来事が起こるまで、テレビのニュース等で「消費税の税率が上がる」事などと言っていた記憶はありましたが、「税金なんて、高校生には関係ない!」と考えていた私にとって大変驚かされた出来事でした。

 私はこの作文を作成するにあたり、インターネット等で調査していると「脱税」という言葉が気になり出し、その言葉の意味を調べてみました。本来、国民の義務に「納税義務」が含まれています。しかし、一部の人たちが税金を納めなかったり、税金の額を誤魔化す等、正直に納税していない人もいる事に驚かされました。

 次に、私達が納めた税金を私達の生活の中で有効に使ってもらえたらと思います。例えば私が住む京都府にもまだまだ舗装や整備しなくてはならない生活道路が数多くあります。体の不自由な人たちの為に、公共施設・公立学校等にエレベータを設置する費用に使用して頂けたなら、大変嬉しいです。そして、消防車や緊急車両、義務教育期間の教科書代や給食費等にも私達の納めた税金が使用されている事が理解できました。

 最後に、私は当初「税金なんて関係ない」といったスタンスでした。しかし、この作文を通じて、税金の事も真剣に考えなくてはならない年齢になっているのだと思いました。そして、税金は無駄なものではなく、これからの社会では必要不可欠な存在である事を再認識できました。